moontopazのブログ

非日常の感動とワクワクは好奇心とほんの少しの勇気から始まる。好きな事に邁進してなりたい自分になろう!

何十年経っても人の心を温かくできる行動とは

f:id:moontopaz:20200513125534j:plain

マツムシソウ

新緑の黄緑色の葉の色が鮮やかになり草木の芽生えが美しく、

花が咲きだし、

鳥達のさえずり、

頬に受ける風が気持ちよい季節ですね。

 

とても気持ち良い気候の中、仕事をしていてふっと思い出した事です。

 

私が中学生入学直後、体育館で全校集会の時に前方で

ブラスバンド部が演奏してくれました。

 

その時目に入った人がドラムを叩いている女性の先輩の姿でした。

 

女子はセーラー服で下のスカートは細いプリーツ、

ドラムを叩く時は左足と右足も同時に使うので脚を広めに構える姿勢。

 

そのセーラー服姿の長めのスカートでドラムを叩いている先輩の姿がとても格好良く、私もあのドラムを叩きたい!という思いから

ブラスバンド部のパーカッションに入りました。

 

パーカッションはドラムや小太鼓、大太鼓、鉄筋、木琴、テンパニー、シンバルなど色んな打楽器をやらなければなりません。

ドラムやティンパニーは1年生ではやらせてもらえず、2年生から練習させてもらえました。

ブラスバンド部は構内の3階にあり、

全校集会時には一階の体育館まで全ての打楽器を移動させなければなりません。

 

1年から3年までのパーカッションの人数は女子のみで6人でした。

 

フルート、クラリネットの方達は体育館へ移動して余裕の顔で練習していますが、

我々は体育館から3階まで何往復もして重い打楽器を階段で運びます。

 

その時、部長のA君とB君は必ず私達の打楽器を

しかも重いティンパニーから運んでくれました。

部の男子生徒は少なかったですが、

この2人は絶対に初めから打楽器の重いものから運んでくれました。

 

あの頃は中学生だったので部長だから当然だよね、なんて思っていた所もありました。

でも、今思うと当然ではないですし率先してやってくれ、

女子を労わる彼らの優しい心が出ていますよね。

 

大人になり久しぶりに気の合うブラスバンド部の人達で飲み会をやった時も

帰りはアルコール飲んでないからという理由で

その人は全員の女子を家まで送ってくれました。

 

相変わらず優しい人です。

 

30年経っても色あせる事のない思い出、

人の心を温かくできる人の行動って、

 

自分の事よりも他者(弱者)を優先し労わる行動です。

 

誰かの心に色あせる事なく

温かい記憶に残る人でありたいですね。

 

この記事が良かったと思った方は下のスターマーク☆にポチっクリックお願いします(*^-^*)

👇