他者の気持ちは誰にも分からない、ならばどうする?
相手の事を勝手に“こうに違いない“と決めつけて相手に言う人。
どうしてこのような発言になるのでしょう?
そのように言ってる本人は相手に良かれと思って言ってる事があります。
自分は良い人と思っている事も。
このような人は相手の気持ちを考えず、
相手を尊重していなく、
自分の思いを優先する人。
息子と母が食事をしていて、息子が食べるペースがいつもより遅かったので、
それを隣で見ていた母が息子に対し
「無理して食べなくていいんだよ」
と言っていました。
それに対し、息子は返事をする訳でもなくもくもくと食事をゆっくりしていて、
それを見た母がもう一度
「食べたくなかったら残していいんだよ」と
息子を心配するような面持ちで言いました。
その母の言葉を台所に立っていた私は聞こえたので、
私は息子に対し
「お腹いっぱいなの?」
と聞きました。
台所に立っていた私は振り向くと息子はくくくっと声に出さずに笑っていました。
そして、
「僕、何も言ってないのに・・・(笑)」「食べれるよ」と付け加えてまた笑っていました。
そして私は二人に近寄り、
「ねぇ~、可笑しいよね。食べられるのに、決めつけて言われたら、笑っちゃうよね」と
「無理して食べなくていいんだよ」は相手をこうだと決めつけていうセリフだよと、
母にいうと母は「じゃ、何て言うの?」と聞いたので、
「お腹いっぱいなの?」とか相手に質問するんだよ、と答えると、
母は「同じじゃん!」と答えて、それを聞いていた息子は大笑い。
私と息子で「全然違うよ」と母に告げその説明もしましたが、
母はいまだにその違いを理解していないと思います。
自分は何も意見していないのに
勝手に決めつけられた息子は不満に思っても良い所を
笑って流してしまう程寛大で普通の人には中々出来ない凄い所です。
母は息子が遠慮して言い出せない事を先回りして
気を使ってあげた自分は気の利く良い人と
無意識に思っているかもしれません。
はっきり言えば余計なお世話です。
残したければ残すだろうし、
相手の様子だけを見て決めつけるのはもってのほかですし、
分からなければ、相手を決めつける前に相手に聞けば良い事。
相手の意見を尊重してあげないといけません。
それが例え自分の子供だろうと「こうだろう」と決めつけは良くないです。
自分の子供の事は何でも知っているなんて大間違い、
その時のその人の気持ちは誰にも分からないはずです。
相手はこうに違いないと決めつける言い方が
不快に感じるなんて想像もつかないのです。
自分の思い込みが当たってると思いたい、
いわゆる自己中心的な傾向という事になります。
この様な事は良くある事なので、注意したいものです。
腰を痛めたと聞いて、
なら“重い物は自分が持つよ“とオファーまではいいです。
その後の相手の意見を良く聞くこれが大事です。
じゃ、“今回は重い物お願いね“と言われるか、
“大丈夫だよ“と言われるか、
相手の意見を聞いて相手を尊重する、相手を信じる事が大切です。
自分以外の他人の気持ちは誰にも分かりませんので、
勝手な思い込みで話すのではなく、
シンプルに質問して相手の意見を尊重しましょう!
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