moontopazのブログ

非日常の感動とワクワクは好奇心とほんの少しの勇気から始まる。好きな事に邁進してなりたい自分になろう!

仲間の「真のリーダー」とは

 

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川の流れの音を聞きながらの登山道

私が最も尊敬する人気ブロガーさんの先日の記事を読んで

どうも(そうかなぁ?)と思えてしまった記事の一部引用です。

 

人は群れるとですね、

思考力が働かなくなります

 

基本的にコミュニティは組織です。

いつも同じ人とばかりいる人は、

はっきり言いますが、成長しません。なぜならば…

 

いつも同じ考え方の人たち

いつも同じ行動の人たち

いつも同じ言葉の人たち

 

・・・と一緒にいるわけですから、

必然的に似てきますし、

同じ、とまでは言い切れませんが、

同じように、なります。

それが自分の成長を促す関係性なら

まったく問題ないどころか

逆にいいものでもありますが、

刺激がないのです。

 

 

極論、人は考えるのが面倒です。

自分と向き合うのも嫌いです。

自分と向き合うというのは

嫌なものも出てきませんから。

 

 

しかし、群れていますとね、

強い意見の人に、おのずと

従いたくなるのです。

 

 

いちいち「あれは違うよな」と

思っても、みんなの前で、

「それは違う」と大抵の場合、

言えませんし、飲み込みます。

コミュニティーのメンバーとは

仲良しなので、きついことは

言わないものです。

 

 

群れの中にいますと、

自分の発言に関しては

なんとなくビグビグしてしまうものです。

 

 

ほんの一部の記事なのでコニュニティ組織に入っている事が良くないとかは

決して言ってはいないのですが、

この記事を読んで、家族や恋人、仲良くつるむ友達なんかは

影響されて思考力が働くなるのかな?それって本当?と疑問に思いました。

 

そして、良く山登りで一緒に山登りを行う仲間をパーティ(2人から大人数)と呼びますが、

そのいつもの仲間とつるんでいても思考力がなくなるのか?と考えた。

 

先日登った山でご年配の男女7人くらいのパーティが楽し気な会話をしながら登っていた。

その山は小雨が降り、露草で下の服は濡れ、登山道はぐしょぐしょで靴はドロドロ。

山頂手間は藪漕ぎでかなり服が濡れた。

周回すると向こう側の登山道はもっと藪漕ぎと聞いていたし、

距離もかなり長くなるので、晴れた日だったら行けるが、

その日の悪天候の日では服がびっしょりになるので

我々はピソトン(来た道を戻る)で下山する事にした。

山頂でその7人ほどの高年齢の男女のパーティは周回するとの事だった。

私達はそれを聞い大丈夫なのだろうかと思った。

男性群は良いにしても女性の足はかなり遅かったので、

下山時刻がきっと夕暮れになるのでは?と、

藪の露草で服が濡れる事を懸念した。

 

そこで、この記事の内容を思い出した。

いつものメンバーだとリーダーに対して足の遅い女性なんかが、

「私にはその長い距離はきついな。藪で服も濡れてしまうし」などと言いづらくて、

しぶしぶ皆に付いて行ったのでは?と想像してしまいました。

 

いつもと同じ仲間で行動する

(仲良しを優先させて言いたい事が言えなくなるorリーダーにおまかせで思考力がなくなる)事は良くないことなのでしょうか?

 

その時のリーダーが一番足の遅い女性に

「周回して帰ろうとおもうのだけど○○さんはどう思う?」などと、

優しく質問するのがベストだと思った。

 

その場に一緒にいた私のパートナーは、

「しかも、周回はやめてピストンでも構わないんだけど○○さんはどう思う?」と

「周回はしなくてもいいんだよと彼女が反対意見を言いやすいの選択肢ありの質問にすると尚いいよね」と言った。

さすが、私の尊敬するパートナーの回答である。

 

仲間(群れ)を作るにはもちろんその時のリーダー的存在も出てくる。

そのリーダーの言動こそが問題となるのではと思った。

そのリーダーの言動こそが周りの思考力を引き出すのか、

停止させるのかではないかと思った。

私が尊敬するブロガーさんの記事に違和感を思っていた答えを

見事に私のパートナーが引き出してくれた。

 

そうなのです。

 

真のリーダーとは

周りの仲間を成長させる(自立)事ができる人

真のリーダーではないでしょうか。

 

自分の意見は絶対だ!などと自分の意見に酔いしれて、

誰の意見も聞かず押し通すような人は尊敬されません。

 

その場の仲間の最も弱い人、未経験者や不安に思っている人、

そんな立場の人達に優しく「○○さんの意見を聞かせてくれる?」などと問いかけられる人。

そして、その人の意見を決して否定せず、受け入れ、従うときは従い、

「参考になったよ、ありがとう」などと応える事ができる。

そんな人がそこにいるみんなを成長へ導く事ができる人が真のリーダーだと思います。

 

なので、いつも仲間でつるんでいても同じ考えにはならず、

思考力停止する事なく、みんなで成長できるには、「真のリーダー」がそこにいればいい。

そしてその「真のリーダー」の数が多ければ多いほど、

そのコミュニティーは最高だと信じている。