個々の能力技術をさらに生かすチームとは
先日ラジオで女子バレーボール日本代表になった元アスリートが
人生で最大の絶望感を味わった事をラジオのパーソナリティーに
話をしていました。
小、中学校とエースアタッカーでずっとやってきて、
高校に入って、自分にセッターの人から一つもトスが上がらなく
他の先輩や後輩のアタッカーにトスがあがり
（どうして？）と人生での絶望感を味わった時期があった事を話ていました。
そのボールが上がる後輩と先輩は二人で練習をしていて、
他の選手もみんなで練習をしていて、
その彼女はもくもくと一人で練習をしていたようで、
自分はチームのみんなから信頼されていなかったんだ
という大切な事に気がついたという内容でした。
いくら技術が高いエースアタッカーでも周りの仲間の信頼を勝ち取っていないと
全く自分の実力を発揮できない、そのチャンスすら与えられなかったのです。
スポーツでも個人競技はありますが、
これも一人の実力では勝ち取れない。
コーチの信頼や周りのサポートがあってこそ実力が発揮できる。
ましてやチームでやるスポーツは特にそうでしょう。
チームが重視するのは相手チームに勝つ事が共通の目標になるわけで
自分の価値観に固執し他のメンバーの価値観を受け入れなければ
一心同体になれず共通の目標に立ち向かう信頼感が損なわれます。
チームのメンバー同士が尊重し合い、
認め合う事で各個人の力では成し遂げられない
強力なパワーが出てくるのではないでしょうか。
チームという仲間の共通の目標をブレずに共有できているか
に関しては
スポーツ以外でも「職場」が利益追求においてそうなりますが、
「家族」「恋人」においてもより良い人生を楽しく幸せに生きるためのチームです。
最強のチームを作るには
メンバーの価値観を受け入れ、
尊重し、協力し合い、
認め合えるそんなチームでありたいですね。
