周りに人が集まる人はここが違う
先日の日曜日は晴れていて高い山にも風が無い絶好の登山日和でこのチャンスを逃す訳には行かず、
南蔵王の白い雪の薄化粧の不忘山(標高1,705m)へ登ってきました。
登山は好天に恵まれ登り堪えもあり、
爽快感の中とても気持ち良く登れました。
下山後は汗を流してさっぱりしたいので、
いつもお世話になっている「不忘の湯」へLet‘sGO!
ここの天然温泉源泉かけ流しは湯はもちろん気持ち良く入れる温泉ですが、
この温泉を土日のみ管理しているご夫婦S夫妻に久しぶりに会うために行きました。
このご夫婦は私が今までに合った誰よりも人への心配りがあり、
優しく、思いやりに溢れたご夫婦と思います。
入浴後は手作りのお味噌汁や先日は鴨うどん、
夏にはスイカを出したり、
入浴者にちょっとしたお食事を無料で提供しているのです。
そして、出迎えと見送りは車を誘導し、
見送りは頭を深く下げ
車が見えなくなるまで見送ってくださいます。
この素敵なご夫婦のお人柄に常連客が
自分たちが作ってきた食事を持ち寄りたむろっています。
人が集まる人って、
- 明るくいつも笑顔
- ポジティブ思考
- 話も面白い(飽きさせない)
- 感情表現も豊か
- 他者に寛容で受け入れてくれる(オープンハート)
などですが、
もう一つ大きな普通の人との違いは
他者に「与える」事をしている。
それも惜しみなく無償で。
S夫妻も限界があると思いますが
ある程度、自腹を切って食料を提供しています。
それは見ていてよく分かります。
なので、
優しい人達は、彼らに差し入れやお土産を持って行きます。
常連客が外で風が当たって寒いと言えば、
風避けを作ったり、(みんなも手伝いますが)
惜しみなく労力と時間を使い、
ただみんなの笑顔の為にテキパキと動いていました。
みんなが楽しく喜んでいる姿を見るのが嬉しいのでしょう。
奥様は特にコミュニケーション能力が優れた方で、
常連客の方が作ってきた玉こんにゃくがあったようで、
遠くの方から大きな声で私に向かって
「ねぇ、とぱーずさん。み―と玉コン半分こして2個ずつ食べよう!」と
言いました。
「半分こして食べよう」ってワードは相手の心をぐっと引き寄せるワードと私は思っています。
この奥様はさらっと、ちゃめっけいっぱいに
この言葉を使う所が可愛らしい所です。
こんな可愛らしい女性と
なんでもテキパキ動いてもてなしてくれる旦那さんの周りには
人が集まる訳です。
普通の人が中々できない
他者に惜しみなく「与える」事をしてる。
そして、
他者との間に壁を作らない=オープンハートの持ち主なのです。