相手が何をしたら嬉しいのか分からないなら さりげないオファーを
「思いやり」とは? と聞かれて答えは・・・・。
「自分だったらこうして欲しいと思うことをしてあげる」と思っていませんか?
確かに、相手の気持ちを考えるときに、自分だったらと自分に置き換えて考えることは大切なことです。
思いやりとは、「相手は何を望んでいるのか」「相手は何をしたら嬉しいのか」を前提にした言動や行動だということ。
私にはハワイの留学中に一緒に留学していたお友達(その時の出会いがきっかけで二人は結婚した)ご夫婦がいます。
日本に帰国した後はしばらくお会いしていませんでしたが、私が住んでる近くまで訪れる用事があるからと再会をきっかけに、その後小さかった私の子供たちと一緒にディズニーリゾートやレジャー施設に自分の子供のように優しく一緒に遊んでくださった感謝しきれないほどの大切な友人たちです。
今回も突然、娘の進学のお祝いに可愛らしい時計と手紙を添えて贈って頂きました。
感謝はもちろんの事、それに加え本当に驚くほど嬉しかったのが今朝のラインでの連絡でした。
「引っ越し大変かと思いますが、気をつけてください。○○辺りなら人手が必要なら連絡ください。手伝いに伺います」とのメッセージ(*''ω''*)
「ええ!マジで?嬉しい!」電化製品の設定とか大物家具の組み立てとか業者の方がやってくれるとは思いますが、もしやってくれなかった場合ちょっと自信ないと不安でした。
引っ越しを手伝ってもらおうとお願いしていた人には断られて不安でいたところに救ってくれる神出現(*´▽`*)
まさに今私が望んでいる事をしてあげるというオファーに感謝感激でした。
思いやりとは「相手のことを思って」「相手のために」することですから、それが相手の望んでいることでなければ、残念ですがただの自己満足でしかありません。
オファー「申し出」「提案」をさりげなく相手に伝え、それが相手の望む事だったら「思いやり」の行動が成立した事になるのではないでしょうか。
オファーでも余計なおせっかいになる可能性もあるので気を付けなければならない所ですが、さりげない言葉使いでの表現が相手の心に届き、感謝されるのではないでしょうか。
例えば、恋人、夫婦でドライブしていて飲み物が欲しいとコンビニへ寄り立ち寄る。
「何か欲しいものある?」と声をかけて「自分も見たいから行く」「○○ジュースが欲しい」など返答があるわけですが、この声かけ(オファー)こそが「思いやり」だと思います。
欲しいものが無くても、「う〜ん、無いかな、ありがとう」ってなりますよね。
今朝のラインでの友人からの連絡は大変嬉しく“心が満たされた充実感”に満たされました。
そして自分も、人の気持ちに寄り添い思いやりの言葉をかけられる、そんな人であり続けたいです。
とばーず