「怒り」を抑える方法
「怒り」からは何も生み出さない。
全ては「愛」から生み出される。
この言葉は良く私のブログで言っているのですが、
そんな事を言ってもたまに「イラっ」って来る時ありますよね。
例えば車の運転中に
ウィンカーを出さずに進路変更で強引に割り込まれて危なくぶつかるとこだった。
前車の速度が異常なほど遅かったり後ろの車に車間距離を詰められずっと走られたり、
色んな事が起こる訳です。
先日の記事です。
福島県警高速隊は、車間距離を詰めるなどして前を走る車両の運転を妨害したとして、道交法違反(あおり運転)の疑いで東京都内の70代男性を福島地検に書類送致した。書類送検容疑は、7月6日午前11時ごろ、大玉村の東北道上り線で乗用車を運転中、同隊によると、妨害行為は約2分間、1.2キロにわたって大型トラックとの車間距離を詰めたり、追い越して前方に回り込んだ後に速度を緩めたりなどの妨害をした疑い。
あおり運転されるのはとても嫌、同時に恐怖ですが、
誰しもがイラっとすると自分があおり運転者になる可能性があるのです。
誰かの記事で読んだ話です。
湖にボートを漕いでいると、向こうの方から一隻のボートが近づいてきて、
危うくぶつかりそうになりました。
「危ないじゃないか!」と声を荒立てようとすると、
そのボートには誰も乗っていなかった。
誰も乗っていないボートに怒りの声を出しますか?
誰かが操作していると思ったから怒りが出てきたのです。
なので「怒り」は他の誰かがやってると思うと怒りの感情が出てくる場合がある。
大雨が降って、ずぶ濡れになって雨に向かってずっと怒って大声で怒っていますか?
しかし、誰かにバケツでバシャっと水をかけられずぶ濡れになったらその人に怒りを出しませんか?
「怒り」の出どころは他の誰かにかかってくるのです。
なので「怒り」の感情をすぐに収める方法は
車の運転中幅寄せされた、
急な割込みをされて危うくぶつかりそうだった、
の事実があったとしても、
「良かった、ぶつからなくて」の安堵に心を集中させ、
その運転している人の事に注意を向けない。
自分とは全く違う考え方の人で分かり合えない人かもしれない、
その他の誰かに集中しない事。
もし、その運転者が脳卒中を起こして意識不明で
ハンドルだけが舵を切っていて走っているかもしれないし、
何が起きてそうなったかは分かりません。
なので怒りを出す必要がないと解釈するのです。
「怒り」を抑えられる人は「思考のコントロール」ができる人。
普段の日常から「思考のコントロール」上手にしていきましょう。