あなたのルートファインディングは
日本人は比較的みんなと同じという所に安心感を持つ方が多いようです。
みんなと違って目だったりする事を嫌う人も多いと思います。
例えば真冬の外ではダウンコートを着るような寒い日に、
電車の中で外国人男性は半袖で乗ってきます。
満員電車だから中は暑いからです。
日本人の男性は暑くても我慢してダウンを脱がず電車の中で汗をかいています。
日本人はみんなと違って目立つ事を嫌います。
若い女子でも流行のファッションを追いかける人は多いです。
街はみんな同じ女子に見えてしまいます。
お友達と同じファションで街へ行ったら双子みたいです。
服も流行を追うのではなく、
自分の体形にはこういう洋服が似合うっていうのも分かって着て、
自分の美学を持ち、
全身映る鏡を見て「今日も行けてるな」とウキウキしてそんな感じで出かけたいものです。
軽食店に入り、品ぞろえが豊富で迷っている時も
友達が決めたものに「私も同じで」の女子にならないようにしましょう。
昨日の登山で登山開始時に霧雨が降っていて多くの登山者がいてその恰好が拝見できたのが合羽とザックカバーもしていて、私もつられて合羽とザックカバーまで装着してしまいすぐ脱ぐ羽目になったのですが、みんながしているからの判断ではなく、
(登山の場合は山の天気が急変するのでその時の判断は難しいのですが)
自分はこうだの判断をしなかった事に反省しました。
反論を含め自分の意見を口にしないとか、人から否定されるのを恐れているのか、
小さな頃からみんなと合わせれば嫌われないだろうと思っていたのか、
「いい人」を演じて他人の人生を生きていては自分の人生を謳歌できません。
素敵な人は自分の意見をきちんと持っているし、それを人にも言えます。
自由に表現しています。
みんながこっち行くからこっちへではなく、自分が決めた道へ進む。
山用語で「ルートファインディング」という言葉があります。
自分の知識や感覚、地図やコンパスなどの情報をもとに正しいコースを見つける技術。
いつも誰かについて行っては決して育つことのない技術です。
自立した素敵な人になるために「人と同じ」に安心するのはやめて、
自分の知識や感覚を大事にできる人になりたいですね。