最強のスキルとなる「聴く力」とは
昨夜、中一の英語の点数が21点(←悪すぎ~勘弁して(*_*;))の息子に英語の文法を教えていました。
英語と日本語の文法はまるで違うので英語が苦手という方が多いかもしれません。
ご存じではあるかと思いますが
英語) She didn’t go to school.
S 主語 (N否定)V動詞 O目的語
(語順に沿っての和訳)彼女は、〜しませんでした、行きます、〜へ、学校
(通常の和訳) 彼女は学校へ行きませんでした。
日本語は S 主語 O目的語 V動詞 (N否定)
S:Subject (主語) - 彼女は
O : Object (目的語 ) - 学校へ
V:Verb (動詞)(否定)- 行きませんでした
となり
英語は必要な情報(主語は何?何をする?肯定、否定?現在、過去?)を最初に伝えますが、日本語はその逆で、文の後ろの方に重要な情報があります。
日本語は最後に重要な情報があるから
「 ①人の話は最後まできちんと聴くこと、
②話す側でも最後の方ははっきりと相手に伝える事 」
を息子に余談で教えました。
そして人が何かを話たい時は、その話の内容で相手に伝えたい需要な目的があります。
1. 起きてしまった結果について反省はしているが、どうしてそうなってしまったが分からなく相談したい
2. ただ単に愚痴を聞いてもらいたい(共感だけしてもらいたい)
3. 結局、自慢話をしたい
4. 自分の気持ちを分かってほしい
など。
経緯から説明しだすと話がまだ途中なのに、「だからこうすれば良かったんじゃない?」と先読みし間違った結論を出し、話し手に話を最後までさせることなく、相手の話に割って入ってしまう人がいます。
挙句の果てには自分の話にすり替えて話し出す人も(*_*;
その人の話を最後まで状況、気持ち、詳細まで十分に聞き出してから分析しなければ、何も答えられないと思います。
十分に最後まで先入観を持たず最後まで聞き出す方法は
①相手の目を見て体も相手の方を向き聴く。
②適度なあいづち「えぇ~!、ふ~ん、」など打つ。
※聞き上手な人は相手の話が切れて間が出来ても「それで?」って促してきます。
③共感する言葉を言う。
もっと詳しく言うとその人の立場になって同情(共感)だけではなく、話の最後には正しい方向へ導いてくれる答えを出してあげる人が本当に話が聴ける人だと思います。
先入観を持たず、初めて会って話す人のように(その人も、その人の話しに出てくる人達も知らないかのように)これからどんな話をされるのかな?とまっさらな状態で最後まで話を聴く事が大事だと思います。
※私は先日、話を聞いて頂いた人から最後に、私自身が気が付かなかった性質(感情表現)について指摘されました。
自分の感情を抑え込んでいた事さえも気が付かなかったのです。
とても驚き、気が付かせて頂いた事に感謝しました。
話を最後まで聴けて、最後に方向性までも引き出す力のある人って最強だなって思いました。(^-^)
とぱーず
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