moontopazのブログ

非日常の感動とワクワクは好奇心とほんの少しの勇気から始まる。好きな事に邁進してなりたい自分になろう!

それぞれ「自由」を確保しつつ「共に過ごす幸せ」

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ここが一番落ち着けるんだよね~「きつね村」より


先日、進学の為遠くへ引っ越しをして家から離れた娘がこの家に居た頃、

この家にいつも居た場所は自分の部屋ではなくリビングでした。

少し大きめのリビングの真ん中の特等席のこたつに入り寝る、

自分の好きなDVDを観ている、

スマホで好きな動画を見ている、

食事する、

たまに勉強、

全てがリビングでした。

 

見事にリビングが彼女に占領されている状態でしたが、

私は一度も部屋に行きなさいと言った事はなく自由にさせていました。

私のメリットとしては部屋に入られたら何をしているか分からないので、

娘が楽しそうに何かの動画をみているとか娘の興味があるものがリアルタイムで分かるのが大きなメリットでした。

「楽しそうだね、それ面白いの?」などとタイミングを見計らって話かける事もできます。

それが部屋に居られたのでは全く何に興味があり何をやっているのかが把握できません。

息子はリビングが占領されていたので自分の部屋で過ごす事が多いですが、

小さい頃から勉強だけは台所のテーブルでさせています。

そうすると私が台所で夜翌日の下準備をしていても、

息子がただぼーっとしている、

何の教科をやっているか、どこでつまづいているか

などよく分かるからです。

 

息子の部屋にはわざとTVは置かず、

私の部屋にTVとパソコンを置いて

息子は好きな時に自由に私の部屋でテレビやパソコンを見ています。

 

これも息子が何に興味を持っているかを知る事ができるようにしています。

興味のある事に質問ができて会話になるからです。

 

私自身も部屋にあるノートパソコンを

勉強している息子の真向かいの台所のテーブルへ持ってきて、

そこで英語の勉強をしたり他の作業をしています。

するとそこでも息子と色々な会話になるのです。

 

ちなみに台所とリビングはくっついているので息子と私が会話していたら娘にも聞こえているという状態です。

なので我々3人は(それぞれ別の事はしていながらも)

何を話しているかはそれぞれ聞こえてはいました。

 

同じ家に家族が居て、それぞれの部屋でぴちっと戸を閉めて

何やってんだ分からないのってどうなんでしょう?

 

私の中ではありえない話です。

 

お互い好きな事はやっていて少し離れてはいるが声は聞こえる距離。

たまにお互いのやっている事に興味を持ったら会話がある。

それぞれ「自由」は確保できていてお互いが何やってるのかは分かる。

 

人って家にいるのが一番落ち着ける空間であってほしいですよね。

自分の居場所がないよりも子供は特に

“ここが自分の居場所だ”と確実に思えてもらいたいと思っていました。

 

今日雑誌にこんな投稿記事を読みました。

「飼っていた猫がいるので家を留守にできない、旅行なんてもってのほかとあきらめていたが、いざ猫を看取った後、自由になったはずなのにどこにも出かける気がしません。猫がいてこの生活に張りがあったのだと失って初めて気づき、ともに過ごす幸せをもっとかみしめるべきだったと。」

 

家族と「共に過ごす幸せ」それぞれの部屋にこもりシャットアウトなんて勿体ない。

離れてみてもっと会話すればよかったなどと後悔しないように、

家族がなるべく同じ空間にいたいと思えるそんな状況つくりも

とても大切だと思います。

 

コロナで外出が制限されている今、

家族の居場所の空間作りももう一度考えてもみてはいかがでしょうか。

明日も家族がいてくれるという保証はありません。

共に過ごす事を当たり前に思わず、

家族と「共に過ごす幸せ」に感謝して。

 

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