時代の流れも愉しむ大人でいたい
ある話題のアニメを観ていて、
主要なキャラクターの1人を「あの子は泣き虫だから好きになれない」と私が言うと、娘が「ママはフラグ立てちゃったね」と言ったので、
何その「フラグ立てたって?フラグは英語の旗の意味?」と聞き返すと、
「あ~、ママはフラグ回収って意味知らないんだ」と
また、現代用語の話題になりました。
息子も知っていて、
どうやら知らないのは我々、おばさん、おじさん達のみ。
先日やっと「ぴえん」の言葉と使い方を教えてもらったのに、
今度は「フラグ回収」です。
* * *
皆様はご存じですか?
このブログを観覧して頂いてる皆様は心のお美しい、
大人の皆様かと存じておりますが、
若者が使う言葉を知らないのは私だけでしょうか?
知らない言葉があったら何でも聞くのが一番。
どうやら「フラグ=旗」自分が思った事を言う事は
伏線を張る(のちの展開のために事前にそれに関連する物事を示しておくこと暗示する)
つまり、旗を立てる事らしいのです。
私の場合、「本気出せば鬼も倒せるほど強い人でも普段から鳴いてばかりいる人では好きにはなれない」と言った事が『旗を立てた』という事で、
もし、私が後にその子のキャラクターがどうして普段は泣き虫なのかなど、その子のキャラクターを存分に知り共感でき好きになるはずだと娘は予想し、
私がその泣き虫キャラクターの子を私が好きになったら立てた旗を没収で「フラグ回収」になるそうです。
元々はゲームやアニメから来た言葉かも知れませんが、
すでに日常会話で使われているみたいです。
いわゆるスラング(特定のエスニック集団、職業、年代、生活環境、生活様式、趣味、嗜好を共通にする集団の中でのみ通用する隠語、略語、俗語)ってそういうものですけどね。
そもそもスラングは若者が作り出すもので、おばちゃん、おじちゃん以上の人達では作り出せない。
なので、我々はこの先もっと老いていきますが、
若者たちの動向、言語には注目しておかなければなりません。
古語の「いとおかし」が現代用語で女子が使うなら「超~可愛い!」
ですから。
言葉も変わる。
現代用語は若者が作る。
目下の人でも決してバカにせず、
興味を持ち、知らないものは聞く。
そして自分も気分が乗れば使ってみたり。
時代の流れを受けつけない大人でなく、
時代の流れも愉しむ大人でいたい。