自然現象に文句を言わない
山登りはもちろん天気に左右されます。
晴れで風が強くない方が山登りに適している事は
山登りをしていない方でも想像できると思います。
山は天気が急変する時があるのです。
予報では晴れだったのに、思いがけない強風だった、
山頂に着いた頃には曇りで、突然雨が降り出した、なんて事もあるのです。
ですので備えあれば憂いなしで、カッパ、防寒着、
緊急避難用具などの準備は持って行きます。
他人を思い通りに出来ないように
自然界も思い通りに出来ないのです。
山登りでのある日、駐車場に着くと思いがけない強風でした。
場所によると体が飛ばされそうな所もあります。
私は、体が持って行かされそうな強風を受けた時は
山の洗礼を受けてると捉えます。
雪山でも何度もホワイトアウトの真っ白な中での暴風も体験していますが、
その時でされも恐怖を感じる事なく、
洗礼を受けてると思ってじっと体が飛ばされないように一時踏ん張っています。
“何だよこの風”みたいな文句は言いません。
どうしてか?と言うと自分が好きで山に入っているからです。
山の神様に洗礼を受けてる、試されているんだと思い、歯をくいしばる時もあります。
その場所から移動すると、風が弱まるポイントまで来ると一安心です。
雨、風が強く自分の身に吹き付けてきた時も文句は言いません。
風は時として、汗をかいた体に冷たく気持ちよい風になります。
雨が降って来ても仕方がありません。
雨は木々を育て、自然を育みます。
私達の生活にとって大事な役割をもっているからです。
自分の都合だけで文句は言ってはいけないと思います。
文句も言わずじっと一時耐えた後は
風も止んでくれ素晴らしい風景や絶景を見せてくれます。
「良く頑張ったね」と山の神様がご褒美を与えてくださった感覚です。
暴風、強風、そよ風、大雨、小雨、台風、
様々な自然現象からも体感して人が学ぶ事ってたくさんあると思います。
自然の大いなる力に人間はちっぽけな存在で敵う事はなく、
気持ち良さ、
耐える力、
知恵を絞る事、
感じる事、
その中に感動、
喜び、
達成感
など学ぶ事がたくさんあります。
だから決して自然現象に文句を言わず、洗礼を受けていると迎え入れるのです。
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