死ぬまでワクワク感と好奇心旺盛でいたい訳
登山をやっていない方でもテレビ等で見た事があると思います。
皆様が想像するのは、
たおやかな山の風景や気持ちの良い稜線歩きの風景ではないでしょうか。
たおやかな山、
お花がたくさん一面に咲き癒しの山、
山頂へは一日ではたどり着かない深い山もあれば、
急峻な尖った山、
岩々しい山、
いろんな山があります。
私はどちらかというと手と足を使わなければならないような岩々しい山を登るのが好きです。
そして通過には危険を伴うことが多い両側が切れ落ちた急峻な尾根のことを山用語で“ナイフリッジ”と言いますが、
そのようなナイフリッジがある命がけのスタイル的な山登りも好きです。
いわゆる転落死亡事故も発生している危険な山という事になり
少し普通の方と違う感じです(笑)
その割には筋肉もなく体力もないのですが・・・。
そして何故私はこのような山を好むのか考えてみました。
岩登りは、どこに手をかけてどこに足をかけるかを考えて登らないといけません。
私の場合下りる時の事も登りで考えています。
何故なら垂直に近い岩場を下りる方が危険度が増し難しいからです。
垂直の岩場を見上げた時、果たしてここを私は下りる事ができるのか?と
良く足場を確認します。
ずっと上の方までは目視で確認できませんので、
途中まで登り、また同じ個所を下れるのか?という
目視の確認作業をしながら上がっていきます。
過去に一度だけ「わぁ~!ここ登れるけど、下るときに足をかける場所がないな」と
思った所がありました。
登りたい気持ちが優先し、登りましたが、
下山時はやはりその場所には足の置き場がなく
腕だけの力で鎖を掴み体重を支え下に少しずれ落ち、
下方にある足場に足をかけましたが、
その時、腕の一部は岩場にぶつかり痣になり、
足場を探す足も中ぶらりで一瞬だけでしたが
足の置き場がない状態のちゅうぶらりはとても怖かったです。
高い所に立っても怖いという気持ちはあまりなく爽快感の方が強い私ですが、
これまでの危険な岩場登りで怖いと感じたのはこの時と他にもありました。
ではどうしてそこまでして登りたいのか・・・、
1.岩場は(下りの事まで)考えてるのことから『考えて登る事の楽しさ』がある。
2.命がけの危険な箇所を登れた!下れた!。
ようするに、『生きている実感が何度も体験できる』のです。
この二つの要因が好きな理由です。
これは非日常体験です。
私の山登りのスタイルにはその先に何があるのか未知のものを知る
ワクワク感、と好奇心。
そしてほんの少しの勇気が必要です。
そして、その先には
人生を豊かにする大きな達成感と感動があるのです。
どうぞ皆様も自分の好きな事を見つけ好奇心を持ちながら、
徹底的にその好きな事に邁進してみてください(*^-^*)
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