明日人生が終わると知れば無性に全てが愛おしく見えるはず

　　　　全ては愛から生まれる　憎しみ怒りからは何も生まれない　　moontopazより　

３時のコーヒータイムにはいつものように穏やかに休憩をとり、

普通に歩いていつもの様子と変わらなかったのに、

突然、彼は私達のこの世界から離れてしまいました。

昨日のブログでもお話しした通り、人はいつ何が起きるか分かりません。

今日あるものが必ず明日もあるとか限らず、

いつでも会えると思う人が明日も会えるとは限らず、

家族がいつも無事に帰宅しているとは限らない。

家族が何事もなく家にいる、それだけで奇跡、良かったと感じる、

普通に日常を送っているとそんな事も忘れがちになります。

昨年秋の水害被害にあい、2週間弱の間、水道が断水となり、

洗濯、洗顔、入浴、お炊事も水がなければできず

まず水をどこからか確保するかの毎日。

蛇口をひねると水が出てくるのは当たり前と思っていたら大間違い。

スイッチを押すと電気が明かりが灯るのが当たり前と思ったら大間違いなのです。

住宅インフラ（infrastructure）が整っている日本に生活できているだけで

どれだけ私達は幸せか・・・。

一度この設備がない生活を２週間ほど続けてみると身に染みて分かります。

水の確保で頭がいっぱいになり、その他の事は考えられなくなります。

人はまず生きる事が先決になるからです。

蛇口をひねって茶色で砂が混じった水がちょろちょろ出ていた時に

どれだけ嬉しかった事か。

その時、水道・電気・ガス工事会社の方達が

我が国のインフラ設備を作ってくれてありがとうと本当に思います。

愛する家族が帰宅すると家に居ることは当たり前ではありません。

今日という日もこの時間も次があるとは限らない。

だから、今日という日をこの瞬間を大事に味わいながら楽しく過ごそう。

そう考えると、怒りなんて何も生み出さない、

感謝しかない事が分かります。

全てが愛に満ちて

あなたが見る全てが愛おしく大切なものと　有難く見えてくる

そして

優しい　穏やかな表情になっているはず。

今日もありがとう。

大切な人にありがとう。

全ての人にありがとう。