お茶に込められたおもてなしの心
若い事から事務職をしていて、職場で来客者にお茶を出す事が多く、
そこで感じていた事があります。
女子社員がお茶を持ってきてほとんどの方は
「ありがとうございます」とこちらを見てお礼を言いますが、
一切無視の人もいます。
女子社員にお礼を言っても何も得にならないと、人を見て態度を変える人がいます。
しかし、人によって態度を変えず、
どんな立場の人にも笑顔で挨拶できるお偉いさんもいます。
そのような方はとても素敵です。
接客・接遇の際にお客様にお出しするお茶には、
わざわざ足を運んで来てくださったお客様にのどの渇きを癒して頂き、
くつろいで頂く、ほっとしていただくというおもてなしの心がこめられています。
お茶を運んでいた女子社員へ向けて「ありがとうございます」とお礼を言う事は
そこに一緒にいる社長もしくは営業トップが見ている訳ですから、
相手側の会社へのおもてなしの心に感謝の言葉でもあります。
お茶を出した女子社員が退室した後くらいに
「頂きます」と言って少々お茶を口にする。
緊張を和らげるお茶タイムだと思います。
退室するときには「ご馳走様でした」
自分の得にならない人には挨拶をしない
自分よりも偉い人や影響力のある人には自分から挨拶をするような人は
人間的に問題があると思います。
そんな相手と仕事上でもお付き合いするには考えものです。
マナーは大切です。
普段から誰に対しても「ありがとうございます」と
すっと口にできる人でありたいですね。