自分から働きかけよう

会社に頭の回転がとても早く、仕事ができる人（男性）がいます。

そして、人に仕事を頼むときは自分の頭の速さと同じスピードで話してくるので、

理解するのに時間がかかる（他の人に分かりやすくゆっくり説明しない）

挨拶は彼から私にした事はないく、

お茶をいれてもお礼を言われた事もなく、

笑顔もなく、

話しにジョークの一つも飛ばさない

全くつまらない人だ。

この男性は入社して以来、15年、

人がやりたくない雑用の仕事をしている所を見た事がありません。

自分はそんな事したくないし、する必要がないと思っているのでしょう。

そしてこの男性は雑用をしている人を評価する事なく、

本来の仕事が上手にできない人間を見下します。

そして頭の回転が良く、仕事ができる人を評価します。

私の若い頃もそうでした。

部下をかかえ、部下を成長させるために必死の頃は

人間性よりも仕事のできる人を評価していたように思います。

ですが、今は違います。

仕事は

　●　スピード

　●　正確さ

　●　丁寧さ

　●　求めたものより上を行く出来栄え

などが評価になり

これらが出来ると

任せて良かった思うでしょう。

良く分かります。

ですが私の年になりますと、

人間性も仕事をする上でとても重要になってくると考えます。

なぜなら、

職場はやはりチームワークなので、

人間関係、

コミュニケーションを取らなければならない場であるからです。

他者に気持ちよく対応しなければならないと思います。

彼のように圧がいっぱいの雰囲気では誰も声掛けられないし、

例え話をしてもジョークもなくては彼との話に笑いがなく楽しくありません。

やはり、コミュニケーションの中には笑顔と笑いを入れる。

これが大事だと思います。

そして、仕事の事とは関係のない

他の人への体調の事など、

気遣いの言葉など、

そんな潤滑油となる何気ない言葉は

やはり

相手を思いやる気持ちがないと出てこないと思います。

だからその仕事ができる男性にははそれがないという事は

思いやりが足りず、

よってチームワークも良くならないという図式になります。

悲しい事ですが、

他者は変えられないので、

私からこれからも、もっとたくさん

「ありがとう」など率先してみんなに言っていこうと思います。

その人が言わない分、

私がみんなに体調の事

ちょっとした気遣いの言葉など

声かけしていこう。

自分から働きかけよう！

そうしよう。