喧嘩の後に頼み事をする訳
果物が美味しい季節です。
私は果物は全て塾れているものが苦手でちょっとまだ若いんじゃない?
というくらいの状態が好きです。
頂いた何種類かの高級ブドウを美味しく頂きましたが、
巨峰のみ少しブヨッとする状態になっていました。
ちなみに私は20年前からずっとぶどうは皮ごと食べています。
日本人のほとんどの人は皮を剥いて食べるようですが、
栄養は皮につまっているようなので、
かなり勿体ない事をしているようです。
「私、ぶどうは皮ごと食べるよ」と話すとみんな
「ええ~!」と驚くので
大抵の人は皮を捨てているようです。
このブログを読んだ方は今日からブドウは皮ごと食べましょう!
そこで娘に「このブドウジャムにしてよ」とお願いすると
「ええ~?今?」と嫌そうな返事を小さめにして
言葉とは裏腹に台所へ行き、
ブドウジャム作りに取り掛かったのです。
いつもの娘なら言う事を聞かずやらなかったですが、
先日あまりの娘の自己中心的態度の連続に私が怒り注意すると
娘が反論し大喧嘩になり、
やっと普通に話すようになったので、
娘も“何もお手伝いしない”“言われた事を拒否する”事をしづらくなっていたのです。
素直に行動に移してジャム作りをやってもらい、
しかもシンクにあった皿たちを
「これ洗おうか?」と言ってきて洗ってくれました。
大喧嘩したのが効いているようです。
こういうやりとりひとつが親子喧嘩の修復。
娘に頼み事をすることによって、それをやってくれたら
私が「ありがとう」と言える、
お皿も洗ってもらったら
「ありがとう」と言える。
「ありがとう」と言える為にお願い事をする。
そして、栄養詰まった皮ごとジャムにしてくれた娘特製の巨峰ジャムを
美味しいと評判の食パンも頂いていたので、
そのパンにのせて頂きました。
大好きな皮ごと入った甘さ控えめの巨峰ブドウジャムの美味しいこと(*^-^*)
特別美味しく感じる訳は
娘が私の頼みですぐに作ってくれたジャムだからです。
ああ、もう腐れそうだのブドウから
美味しい皮ごと入ったジャムに変身。
しかも娘が言う事きいてくれて作ってもらった巨峰ジャム。
口へ運ぶ厚切食パンの上に大量にのったブドウの甘い香りに包まれ
それは、美味しいに決まっているのです。
そして、ブトウジャムを食べ終わったら
「美味しかったよ、ありがとう」と言える。
彼女も満足そうな顔でした。