「自殺」は天国へ行けない
私の母は昨日の朝、
「最近変な夢を見るの、自殺して亡くなった同僚が出てきたり・・」
とつぶやいたので、
私は「その方はどうして（どのような悩みをかかえて）自殺したの？」
と聞くと、
「自殺するような人は周りの人に悩みをあまり打ち明けないけど、
生前に言っていたのが、
長男を嫁の実家に取られたとか、
旦那さんが酒乱でよく警察に捕まっていた」など、
私はそれを聞き、
「息子さんはお嫁さんの実家に取られたと言っても会えないわけではないし、
旦那さんが飲んべぇで悪さをして捕まっても留置所に一晩入ったとしても
食べさせてもらえるし、いいんじゃないの？」と話した。
私は、この日本で暮らしている人達はみんな幸せだと思います。
紛争や内戦による迫害を受けた、
もしくは受ける可能性があり命や身体に危険があることから
祖国をはなれた人達がこの世にたくさんいる中、
我が国に住んでいる限り、
その様な事に怯えなくて良い暮らしをしている事が
すでに幸せだと思います。
自分が命に怯えながら明日生きる事に必死の難民が、
そのような（自殺するような）悩みはあると思いますか？
我が家の日曜日の朝、
子供たちの前でこのような会話から始まっています。
「天国」と「地獄」があるならば、
「自殺」は残念ながら天国へは行けない。
自分という人間を殺めているからです。
生きるのが辛い。
この様な気持ちになった事のある方はたくさんいらっしゃると思います。
辛いと感じる度合いも人それぞれ感じ方が違うとは思いますが、
生きるのは当然辛いのです。
楽しい事ばかりではないから。
でもその『私だけなんでこんな目に合わなければならないの？』と
思う辛い日々を乗り越えて、
何かを学んで成長してこそ（あぁ～幸せだ）と思える瞬間に出会えるのです。
辛いな、
しんどいな、
もうこんな生活嫌だ。
どうして自分だけ、私が何をしたっていうの？
など、
悩んだ時は
生きるのが辛いと思った時は、
自分はどんな時が幸せだと感じるかをとことん分析してみましょう。
幸せは外部からやってくるものではなく、
すでに自分の中にあるものです。
小さな事に幸せを感じ
全ての事柄に感謝して生きている人は
辛い日々を乗り越え、
幸せはすでに自分の中にある事に気がついている人です。
