moontopazのブログ

非日常の感動とワクワクは好奇心とほんの少しの勇気から始まる。好きな事に邁進してなりたい自分になろう!

「こうするべき」の思考癖は自分の評価を下げてしまうのでご用心。

「こうするべき」「絶対こうの方がいい」と強く思う人は用心です。

 

またまた趣味の山登りの話しを例に・・。

雪山を氷や雪の上を滑らず安全に登る

登山靴に装着する数本の鉄の爪を装着するアイテム

“アイゼン”というギアがあります。

 

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某山登りのコミュニティサイトのSNS

そのアイゼンを登山開始の登山口から自分は装着して登ったが、

ほとんどの人はアイゼンを履かずに登っていたらしく、

その事を山のコミュニティサイトのSNS

「安全に登る為に、スタートからアイゼンを装着するべき」と

履かなかった人を批判したような感想文を書いた人がいたらしいです。

 

急登になる前に初めから用心して安全の事を第一に考えそのようにしたなら、

「今日はこのようなコンディションだった為に初めからアイゼンを付けました。」とか

自分の行った行動だけを書けばシンプルで他の人が読んでも不快にはならないし、

読んだ方はそうなんだ参考になったなと思うだけです。

 

人には色んな考え方があります。

 

 

私は真っ向から逆の考え方で

雪山でスタート地点からアイゼンを付けない派です。

 

自分の足で登れる所までは登る、

そして雪の状況を見てこれ以上はアイゼンが必要だなとか

ワカン(かんじきのようなギアの事)が必要だと思ったらその時点で装着する派です。

 

理由は、自分が上級者だからと高を括っているからではなく、

むしろ、いつでも初心者と思い用心してスタートしています。

 

ギアに頼らずに自分の足だけで登ると滑りやすいです。

 

足のつま先で登るとか踏ん張る所はどこかとか

少し滑ったら、(あー、今こういう風に足を置いたから滑ったんだな)と分かります。

雪の上(地面の上)から足の裏に直接感じるといいますか、

やはりこれは経験値を増やす訓練になると思います。

 

もちろん足の筋力もアップします。

 

もっと自分のスキル(技術)や経験値を高めたいから勉強したいから

初めから人間が作ったギアに頼りたくないのです。

アイゼンは今から125年前ほどにアイゼンに似たような物を使い出したようですが、

その前はわらじで山を登っていたのですから、

それに比べたら改良された良い靴を履いているだけでも有難いですし、

アイゼンやスノーシュー、ワカンなど、

特別なギアがあるだけでも昔の人から比べたら安全に登山が楽しめます。

 

昔の人は自分の力で登るしかなかったと思います。

現代人は恵まれていて過保護になっている事を忘れてないかな?と思います。

 

“昨日の自分より今日の自分の方が少しでも成長したい”

そんな思いから始めからギアに頼らない私です。

 

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人は色んな考え方があります。

 

なので、同じ趣味を持ったコミュニティーサイトで

他の人の行動を“こうあるべき”と批判するのは

その同日アイゼン無しで同じ山を登った人が、

そのコメントを見つけて読んで不快に思う可能性があります。

 

「べき」と強く思うとそうしていない人が‘「正しくない」と思ってしまい、

「相手を直したい、正したい」と思ってしまいます。

 

ルール、法律違反、人様に迷惑かける

それ以外は人への忠告(相手に自分の意見を押し付ける)は

不快に感じる人がいるので、

ご自身の評価を下げる事になりますので用心です。