すぐに諦めず、想像し分析する
美意識高めの73歳の母はこの季節は暑くならない時間帯の朝5時半くらいに
里山に足腰を鍛えるべく早朝登山へ出かけます。
その時間帯に里山で会うメンバーはだいたい同じ顔ぶれらしいですが、
あの日、私のお古のストック(杖)を登山口の駐車場に忘れ、
家の近くでようやく登山口の駐車場に置き去りにした事に気がついたそうです。
母が帰宅と同時に「杖を忘れてきた。ごめん。」と
既に取りに戻ろうとはせず諦めている様子だったので、
「どうして今、取りに戻らないの?
きっと、あそこの(登山口の)机の上に誰かが置いてくれてるよ。」
と私は言いました。
母はきっと杖を誰かが取って持って行ってしまっていると決めつけていました。
皆様はこのような迷った時の判断はどうしますか?
判断基準は 3つ
1. 自分がその杖を拾ったらどうするか?と想像する。
善人だったら杖が落ちていたら、持ち主が取りに戻ってきた時の為にいつもの忘れ物を置く所へ置いてあげようと思う。そしてその善の行為は拾った人の気分も良くするものです。
その杖が新しい新品だったら持っていかれる可能性も高いかもしれませんが、
使い古した感じのものだったら盗まれる可能性も低くなります。
なんだかんだ言って日本人って基本的に優しい人が多いですから他者を信じましょう。
2. 拾った人(泥棒)がその杖を使う時どんな気持ちで使うかを想像する。
盗んだ杖を使用していて気分がいいのか、
盗んだ杖を使用していて持ち主に出くわしたら気まずい気分になるのでは?と、
そこまで想像する。
3.落とし物は早く戻った方が見つかる可能性が高い。
人の目に触れられていなければその場所にあるので、気がついた時点で戻った方がいいに決まっています。
その里山は毎日たくさんの方が登るのでその杖は確実に誰かに見つけられている事は間違いないと思いましたが、時間が経つにつれ人の目に触れられる頻度が高くなるので気がついた時点で戻るは基本です。
拾った人の気持ちになって想像する事。
そして確率の分析をする。
その判断で戻るか否かを決めればいいと思います。
再度帰宅した母の手には杖がありました。
始めから諦めず、想像して分析する。
日頃から相手の気持ちになって考える事ができていればすぐに分析できるはずです。
あっ!この話『名探偵ハワイの事件簿』の話に似ていますね。
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